淡路島の植物ハカセ・南光重毅先生の蔵書を集めた「南光文庫」の公開を記念して、小さなワークショップを開催します。
南光先生と「南光文庫」のご紹介
南光重毅さんは、1926(大正15年)旧津名郡(現在の淡路市)に生まれました。津名郡や洲本市内の小中学校で教員をしながら植物の生態を調べて写真を撮影し、たくさんの貴重な記録を残しています。また、南光先生の制作した植物教材は全国の小中学校で活用されてきました。
淡路市立図書館にご遺族より資料の寄贈があったことを機に、島内の専門家や淡路景観園芸学校との協働で、南光先生の貴重な資料を保存・活用するプロジェクトが発足。その第1弾として「南光文庫」が東浦図書館に設置されることになりました。
「南光文庫」は淡路島の貴重で身近な植物を伝え、出会いや発見、つながりを生みながら成長する文庫を目指しています。
南光先生が大切にしていた淡路島の身近な植物、タンポポ、スミレ、ハマダイコン、ホトケノザ、カラスノエンドウなど、身近な野の植物を標本にします。
標本にしたい植物があれば採取してきて、自分だけのオリジナル標本をつくろう!(*会場にも植物はご用意いたしますので、お持ちにならなくても大丈夫です)
日時 3月25日(土)13:30〜16:00
4月2日(日)10:30〜12:00
- プログラム
1回目(3/25)
13:30~14:30 ・淡路島の植物ハカセ 南光先生ってどんな人?
14:30~16:00 ・身近な植物を図鑑で調べてみよう!
・植物を押し葉にして乾燥させよう!
*自宅に持ち帰って新聞紙の交換を行い、植物を乾燥させて2回目に持ってきていただきます。
2回目(4/2)
10:30~12:00 ・植物標本を完成させよう! - 場所 淡路市立東浦図書館
- 対象 小学生以上(ハサミを使った細かい作業があります)
- 定員 10人
- 参加費 無料
<植物を採取して持ってくる場合の留意点>
・ごく身近に自然に生えている草花をお持ちください
・できるだけ花が咲いていると種類がわかりやすく、完成した標本も美しくなります
・できるだけ植物の全体(根っこも一緒に)採取してください
・野の植物はしおれやすいので、できるだけ当日に採取し、ファスナー付きビニール袋などで密封して保存してください
お問い合わせ・お申し込み
淡路市立津名図書館 0799-62-2345
淡路市立東浦図書館 0799-74-0251
主催:淡路市立東浦図書館
協力:兵庫県立淡路景観園芸学校 / 兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科