暦をたどりながら、気になる言葉を集めてみました
冬至 とうじ
1年でもっとも昼が短く、夜が長いころのこと。
新暦で12月22日ごろ
「乃東生(なつかれくさしょうず)」(12月22日ごろ)うつぼぐさの芽が出てくるころ。
「麋角解(さわしかのつのおつる)」(12月27日ごろ)大鹿の古い角が抜け落ちて生え変わるころ。
「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」(1月1日ごろ)雪の下で麦が芽を出すころ。
うつぼぐさ(夏枯草 かごそう)
夏至のころに「乃東枯(なつかれくさかるる)」があります。うつぼぐさは「生じて冬至る、枯れて夏至る」というそうで、7~8月に花穂だけが枯れたようになる草。冬至のころに芽を出すのですね。
夏枯草はセージのような薄紫の花穂は漢方や医薬品の原料として用いられてきました。