暦をたどりながら、気になる言葉を集めてみました
大雪 たいせつ
寒さが増して、山では本格的に雪が降りだすころ。
新暦で12月7日~12月21日ごろ
「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」(12月7日ごろ)空をふさぐような重苦しい空、真冬の訪れ。
「熊蟄穴(くまあなにこもる)」(12月11日ごろ)熊が穴に入って冬ごもりをするころ。
「鱖魚群(さけのうおむらがる)」(12月16日ごろ)鮭が群れをなして川を遡るころ。鮭はアイヌ語でカムイチュプ、神の魚。冬を越すための貴重な食糧。
正月の事始め
新年を迎える準備をする日「正月の事始め」は12月8日(だそうです。まだまだ始められない…)。江戸時代には、この日は大掃除をする日、松飾の松の枝を山に採りに行く日だったとか。「年神様」を迎える準備を始める日なんですね。
また、12月8日は1年の農事の終わりとする「事納め」、翌年2月8日が農事や祭事を始める「事始め」。でも、年末年始に向けて準備をする年神様にとっては12月8日は「事始め」。私も年神様を迎えられるよう、ささやかながら準備をしたいと思います。