季節がずれてきている?暦を辿ってみたら何かわかるかも。
くらしのなかの暦と言葉を集めてみました
霜降 そうこう
霜が降りるころ。冬のひとつ手前。
新暦で10月23日~11月6日ごろ
「霜始降(しもはじめてふる)」(10月23日~10月27日ごろ)山や北国で霜が降り始めるころ。朝晩の冷え込みが増し、空気中の冷えた水分が降りて霜になります。「霎時施(こさめときどきふる)」(10月28日~11月1日ごろ)パラパラと小雨が降るころ。通り雨のような空模様。一雨ごとに寒さが増します。「霎」を「しぐれ」と読むこともあります。「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」(11月2日~11月6日ごろ)山々が紅葉するころ。楓や蔦が色づきます。次の候はいよいよ冬の到来です。
日中は夏のような暖かさでも、朝晩はひんやり。10月19日に岩手で初霜のニュースがありました。今朝のニュースでは北海道から岩手で初霜が観測されたそうです。初霜の便りは、これから12月末までかけて本州を南下していくのだそう。
今頃はいろいろな木の実が落ちている季節。そのなかでもシイの実は炙ると堪らない美味しさ。昨年は小学生の授業に混ざって山に採りに行き、みんなで炙っていただきました。硬い殻から小さな実を取り出し、栗のような、マカダミアナッツのような味を確認すると、子どもたちの手が止まらず。これはね、お酒のアテにぴったりなんだよ、まだわからないよねー。うひひっ。学校の授業中には言えなかったけど。